![]()
レポート1 レポート2 レポート3 レポート4 レポート5 レポート6 レポート7 レポート8 レポート9 レポート10 home8 に戻る |
<オーディオ日記> 〜音のみちしるべ〜(伊豆の国発)(2005年7月編) 上旬 T 7月に入った。本格的な暑さ到来と思いきや、先月末の異常な暑さを体験してしまうと、何か拍子抜けの感じ。すっかり梅雨空が戻ってきて毎日雨の連続。 小生はオーディオの趣味の外に庭弄りを同じ程度に大切にしております。 6月中は剪定の時期でもありますので毎年、休みの日が雨だと中々進行しないのでやきもきさせられます。 この地に移り住んで早や、8年になろうとしていますが、その前から、ささやかながら別荘として利用していたので足掛け14年になりますので庭に植えた木々もしっかり根を下ろし種類によっては予想以上に成長し、少し油断していると、鬱蒼と生い茂りまるで原生林のような状態です。(樹木は百種以上、草花も同じ程度はあります) 庭に対する考え方は所謂日本庭園のような整然とした刈り込みできれいに整えるやり方でなく出来れば、従来の日本にあった雑木林風にしたい、と思い参考にさせて頂いたのが、俳優で、八ヶ岳に居を構える柳生博さんの作風であります。 (元々、植林してあった杉・檜は全て伐採し、新たに出来るだけ落葉・広葉樹を植えました。 昨今やっと言われるようになった針葉樹の浅根性は土地を脆弱にし、保水性に劣る為、大雨・強風等に弱く木自体も簡単に倒れ、土地も崩れます。小生の住むような山の中で、且つ傾斜地であれば他の皆さんもただ単に伐採するだけでなく、少しでも同じような対策をして頂きたいものです) 勿論、土地の質・形状・広さ等全てが違うので出来上がりは全く別のものでありますが、考え方を参考にさせて頂いたと言うもので10数年経った今では小生なりにある程度思った方向に整ってきたように思っております。 家は建てた時から、老朽化がスタートしており、発展性は何もありませんが、庭と木々は生きており、どんどん成長し続け、イメージ通りになるかどうかは、当初立てた計画に大きく左右されます。つまり木々の成長度合いを予測し、余裕を持って間隔を取り枝がどちらの方向へ伸びるのかをも考えての剪定等全くの素人では荷が重い要因が数多くあるからです。(小生は出来るだけ自前で対応したいと思い、通信教育ではありますが、「庭園管理士」という資格を取りました。今となっては少しは役に立っていると思っています) これって、結構オーディオと似ているところがあり、共通の楽しみがありますが、大きく違うところはオーディオを楽しむ場所は天井があり、周囲が壁に囲まれている閉ざされた空間ということであります。その中で、伸び伸びと音を弾ませ、且つ重苦しくなく音楽を楽しめることが出来るようにしたい訳ですね。(庭の木々も横に上にと枝を自由に伸ばせられる位のスペースがあれば、当然喜んでいるのでは、と思います) 又、庭造りで気が付いたことは結構オーディオに活かされております。 眺めてみて遠近感が十分に出て高低感が感じられるような結果となることが躍動感の溢れた・活き活きとした楽しい庭であり、オーディオにおける音場の考え方に繋がります。 こう言う庭は恐らく庭園業者に頼んでも中々イメージ通りには行かないと思います。 小生の場合、窓から眺め、2階のデッキから眺め、逆に庭から眺め、駐車場から眺め等四方八方ありとあらゆる方向から眺めて絵になるような構図を思い描いて作庭しました。 庭に対するポリシーとしては出来るだけ、花屋さんに売ってあるような花は植えない。 綺麗だけれどもこの土地にとっては自然なことではないと思っているからです。当地にそぐわない物は植えない。環境を壊すことにも繋がるが、大抵の場合上手く育たない為です。 鉢物も植えない。ただし、鳥が運んだり、風が運んだりすることは大歓迎です。見たことの無い芽が突然出て来ると、これは何の芽かと確認が出来るまでわくわくします。 日照り等悪条件が続いた時は別ですが、基本的に水遣りはしない。出来るだけ自然のままに、要するに過保護にしない、と言うことです。ただし、栄養補充の為に寒肥とお礼肥は施します。何もしないでおくと土地はだんだん痩せて行きますので(尤も落葉等自然の肥料もあるにはありますが)、木が大きくなって定着するまでは励行しております。 と言うことで休みの日は天気が良ければ、外で庭弄り、雨が降っていれば、中でパソコン等の操作等しており訪問者がいなければ、先ず日中は音楽を聴きません。この切り替えがちょうど良いバランスとなっているようです、小生の場合は。 12〜3月までは富士山も良く見えますが、先月から9月までの約4ヶ月は殆ど見えません。見えても雪がない余り綺麗でない、姿であります。 今回は今までと違った感じで始まりましたが、5月下旬のギャラリー・バッソ導入により現行ラインナップでは最高水準に達した訳で、それ以来環境の変化は全くありません。 新譜を含めてのお気に入りの発掘乃至はお気に入りの繰り返しの鑑賞と言う穏やかで落ち着いた日々を送っている訳です。これが本来目指していた目標でありますのでその意味では幸せそのものです。 夜IさんからTEL。 先ずはHPの更新から話が始まり、ステレオ誌主催の自作SPコンテストで見事3連覇達成とのこと。誠におめでとうございます。 実力的にも抜きん出ていることが証明された訳ですし、音楽の味わい方は沢山ありますので今後は自作以外も含めて口径の大きいものにも挑戦して、幅広く愉しまれた方が宜しいのでは、と思います。当然世界は違いますし、豊かな音場に加え伸び伸びとした広がりも得られると思います。 小生も以前は8インチに拘り相当の期間(20年以上)、聴き続けて来ましたが、それはそれ、矢張り良く出来たSPは簡単にそれを凌駕します。 昔と違い、現在の多くのSPはマニアが抱いている懐かしの名機なぞ遥かにあらゆる面で上回っております。 年齢の差は(Iさんは未だお若いので)未だ残り火がどうこう言うことには繋がらないのかも知れませんが、小生にとって時間は大切、チューニングされた環境で思う存分沢山のCDを聴きたいですね。 それも自分の知らないジャンルでときめく輝きを放つCDに出会えたら、最高に幸せです。 折角のチューン済みの専用ルームがあるのですから、相応しい最高のSPを探し出し、リファレンスとされその上で自作にもチャレンジしてみてください。ときめきは一杯出て来ると思います。 それにも増して3連覇は快挙です。本当におめでとうございました。 オール電化の目的は自身の高齢化によるガスの不始末による事故の未然防止と元々割高なランニングコストのカットをして電化一本化による割引のメリットを享受しようということです。 タイミングも築14年でちょうどガス器具の更新時期にも当たりこういう時期を逃すと中々実行出来ないので決断した次第です。 工事は8月27日の予定ですが本件で一通りの電気関係の工事が終わることになる。 それは深夜電力の利用(200V)に始まり、オーディオ関係の専用分電盤独立工事、そして今回のIH化です。 IH化のついでといっては何ですが、エアコン、電子レンジも単独専用とする分電盤からの電線引き回し工事をすることにした。建築当時は考えてもいなかった後付分と輻輳利用による容量オーバーが出て来て予備回路を全部使っての対応となる。 我が家は元々18回路もある分電盤(町工場並み?)を使っているが、先述のオーディオ回路はここから独立させたので丸々18回路全てが一般用に振り分けられている。 深夜電力は勿論単独別分電盤です。オーディオ回路は8回路の内、6回路を使用しており、我が家の使用回路数は全部で25回路にもなります。大した容積の家ではないのにちょっと異常か。(これでもタコ足配線になっているところあり・・・壁コンセント数が足りない一番の原因はパソコン関連と電話関係での使用数量の見通しの甘さというか予測出来なかったことが原因) 問題は今回の工事に伴うケーブルの引き回し方であるが小生は既にLAN配線を引き回している実績があるので、部屋中にケーブルが引き回されるのはちっとも違和感を覚えない。建物は最初の内は出来る丈傷付けずに、スッキリ使いたいと思うのは小生も皆様と同様ですが、1回こういうことをやってしまうとどうってことないようになってしまうし、小生は元々オーディオを通じてケーブルが床にのた打ち回っていても支障なければ気にしない質。しかしこの慣れには気を付けたい、ですね。 昨年11月に外壁・屋根のリフォームを実施したが、内部は建築当時の面影は全くなく、モノで溢れ、後付工事の痕跡至るところにあり、設計段階で半年以上も時間を掛け、数回以上やり直しをしたのに今のこの状態、何が原因? 綾戸智絵は本当に久し振り。独特な歌い方、好みがはっきりしそうだが、小生はOK。しかし続けて2、3枚は聴けませんが。 寺井尚子も久し振りだが、最近のものより、この時期の方(2000年)が良い感じ。 順次聴いていくことにしよう。 先日届いたCD8枚やっと全部聴き終えた。今回はその内6枚がお気に入りとなった。確率は良かった。(中身は内緒・・・ただし、一覧表に記載してあります)
|