ルームチューニングパネルの使い方詳細 (LV,SV,SVU,Gallery-SV共通) |
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標準配置3種類 (LV,SV,SVU,Gallery-SV共通) |
![]() 最小配置 ![]() ![]() ● SV1800sp x 2 または ● SV1500sp x 2 または ● SV1200sp x 2 スピーカーパネルは1800、1500、1200が標準サイズです。背丈が高いものほど空間情報が増え、音楽の表情が豊かになります。但し2000を越えてはいけません。 1200サイズをご採用いただく場合は、アップグレードが可能なジョイント穴付きを選んで下さい。300または600サイズを積み重ねることで、1500相当、1800相当になります。 スピーカーとスピーカーパネルの距離の長短に関わらず音場の立体感が得られますが、スピーカーをフリースタンディングにして距離を離した方が奥行きが深くなります。
スピーカーパネル(-sp)とセンターパネル(-ct)で作られる音場の立体感や楽器定位の解像度を100とすると、-spパネルのみ(-ct無し)で作られる立体感や解像度は30くらい、というのが沢山の事例からの平均値です。 初めての体験であれば-spパネルが作り出す奥行きのある立体感で十分ご満足頂けると思いますが、ボーカルの表情をもっと豊かにしたい、との欲求が生まれるに違いありません。そのときは-ctパネルを追加してください。-ctパネルはボーカルの佇まいを明確にし、その表情を豊かにします。
![]() スタンダード配置 ![]() ● SV1800sp x 2 または ● SV1500sp x 2 スピーカーパネル(-sp)は 1500 または 1800サイズ をお勧めします。1200サイズではサウンドステージの奥行きが深くなってボーカルや楽器のまわりに空気感が漂い自然な佇まいが加わりますが、高さの情報が足りません。 1500サイズになると空気感が格段に増え、3D映像のように立ち位置がそこはかとなく見えるようになり、1800サイズでエネルギッシュに躍動する演奏家の動きが手に取るように見えるようになって音場表現力が頂点に達します。 LVパネル、SVパネルの水平拡散構造では、2000を越えると音場表現力が急激に低下します。ジョイント型のパネルでは積み上げ過ぎに注意して下さい。 スピーカーパネルの背丈の最適値は天井高とは無関係です。天井高4mでもベストは1800サイズ。 居間と兼用のオーディオルームなど、パネル高を制限したいとき、1800の代用として1500サイズの-spパネルを使います。音場表現力は1800に比べれば若干劣るものの、十分ご満足いただけるレベルです。 ● SV1200ct x 1 センターパネル(-ct)は1200または1300サイズが標準です。リスニングチェアの座面がソファーのように低ければ1200、ダイニングチェアのように高ければ1300です。 センターパネルのトップとスコーカーの中間あたりにボーカルの口元が定位します。センターパネルを1800にするとボーカルの口元が目線より上がります。部屋の広さが30畳以上あれば1500ctでも良いでしょう。 ![]() 推奨配置 ![]()
● SV900 x 2 サイドパネル サウンドステージの奥行きに深みを加え、ライブ会場のような体を包み込む臨場感を作ります。壁に沿わせて手前に引けば臨場感が増し、奧(SP側)に押しやれば減少します。 耳の高さ程度の900サイズが標準です。前後移動で効果の増減ができるので、900〜1200が使えます。 サイドパネルには音楽を集音した現場にいるかのような臨場感を再現する力がありますが、その反射音にミッドバスが含まれると事情は逆転します。評論家の先生方が繰り返し唱えている左右一次反射のポイントは吸音すべしとの定説が成り立ってしまうのです。 しかしいざ吸音すると音場表現力が激減して音楽らしいエネルギー感が欠如した退屈な再生音のオーディオルームになります。 LV, SV, SVU, Gallery-SV はミッドバスの吸音特性を備えているので定説に反して安定感・密度感・爽快感の三拍子が揃ったサウンドステージを作ります。 ● Gallery basso x 2 バッソ ウーファー位置に浮き上がる低音楽器を着地させ、リスナーの足下に低音の響きを迫り出させて音楽の安定感・ゆったり感を増やす床置きパネルです。SPのバッフルから30cm前後の隙間を空けて設置してください。 1800sp と basso を組み合わせると、低音楽器の余韻が着地し、その上に中音楽器の余韻が積み重なり、更にその上に高音楽器の余韻が散りばめられる、という豊かな空気感が漂う音場が姿を現します。楽器の余韻の重なりが上下にほぐされることで、歌声や楽器の解像度も格段に向上します。 スピーカーパネルとセンターパネルで作られる音場の立体感・臨場感を100とすると、サイドパネルとbassoを加えることで得られる立体感・臨場感は200以上です。ミッドバスを吸音処理したサイドパネルからの反射音とbassoの効果を体験してしまうと、後戻りは難しいでしょう。
上記左の写真の様にリスナーのすぐ後ろに置くのであれば SV1200sp/1セットだけで十分な効果が得られます。背丈は頭の高さを若干越えればOKです。 リアパネルを置くと、サウンドステージがリスナー側に迫り出し、サイドパネルの効果も増大します。キャスターを付けると使い勝手が向上します。 上記右の写真の様にリア壁面に設置するのであればSV1800をお勧めします。若干効果が落ちますがSV1500も使えます。SV1200は距離が離れる場合は能力不足です。 設置形状は平面/折り曲げ、どちらでもOKです。身体に近いので必ず地震対策を行って下さい。ガムロックT、PLなどが利用できます。 壁面にがっちり固定するのであれば、厚さ10mm以上の板などを上端と下端に夾んで、上端と下端を止めて下さい。パネルの背後に10mm以上の隙間が必要です。固定せずに立てるだけであれば隙間不要です。 |
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