無償ルームチューニング 39

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050416
サーロジックのホームページを見始めて3ヵ月は経過したかと思い
ます。そもそもは大阪の逸品館のホームページを見ているうちに、
知ることとなりました。

今年1月末に逸品館からAVアンプとスピーカーを購入したばかりの
オーディオ入門者といっていい状況です。

セッティング、ルームチューニングはとても重要という清原さんの
意見を見て、また村田さんの業績といえるチューニングの事例集
などをみて、是非、サーロジックのパネルを使ってみたいと思って
います。(サラウンドの場合は対象外でしょうか?)

しかしながら、どのようにすればいいのか皆目検討がつきません。

050504


部屋はマンションのリビングです。(添付文書の見取り図)
長方形の短い方が窓側になっており、その約半分に
スピーカー&ラック&TVを置いています。
おおよそ3.5m×2.8m程度のスペースです。

SPは2.1chで、
FRはAudio ProのImage44 (トールボーイ型)
SWは同じくAudio ProのB1.36です。
AV AmpはmarantzのPS7400(逸品館の改造モデル)
DVD/CD playerはソニーのスゴ録[RDR-HX90]です。

ラックは横2列、縦3段のもの(ワカツキNW-8040)がSPの間にあり、
しかも上に21型のブラウン管のTVが載っています
(音響的には最悪?、SalogicのHPにもこれだけ大きい
 ラックがSPの間にあるものは掲載がありません)。

フラッターはクラッピングではっきりとはわかりません。
(フラッター自体がよくわかっていないため??)
ラックの後ろの壁は薄そうです。

現在の気になる点は、
1.左右のスピーカーからの音がかなりちがっていること
 (右SPの右が空間のため?)
2.低中音が明瞭でないこと(特に音量を上げた時)
です。(これが壁の共振によるミッドバスの垂れ流し?)

5月末にfront用のSPを追加し、Image44はリアにして
センターなしの4.1chサラウンドにしようと思っています。
現在の候補はPMCのGB1, FB1, OB1のトールボーイ型のいずれか
と思っております。

5月25日にヘビームーン(世田谷)のスタジオで試聴し、さらに
5月27日には京都へ行く予定があり足を伸ばして大阪の逸品館
で試聴し、決定しようと思っています。


区分: 購入検討中
緊急度: いつでも良い(SP購入後でSPに慣れてからがよいと
      思うので6月以降)
ご希望: 聴感での調整(3H)
      もし時間に余裕があれば結果を測定で確認(6H)
実施日: 休日(仕事の都合上、月の中旬くらいまでに翌月以降の
      スケジュールが決まるとありがたいです)

オーディオシステムおよび部屋の概況 :

部屋はマンションのリビングです。
長方形の短い方が窓側になっており、その約半分に
スピーカー&ラック&TVを置いています。
おおよそ3.5m×2.8m程度のスペースです。
SPは2.1chで、
FRはAudio ProのImage44 (トールボーイ型)
SWは同じくAudio ProのB1.36です。
AV AmpはmarantzのPS7400(逸品館の改造モデル)
DVD/CD playerはソニーのスゴ録[RDR-HX90]です。

ラックは横2列、縦3段のもの(ワカツキNW-8040)がSPの間にあり、
しかも上に21型のブラウン管のTVが載っています

1.平面図拝見しました、ラックやSP、Epfを多少移動して、SPパネルが入るスペースを確保しないとチューンのテストが出来ませんが、多少の移動は可能ですか?
可能です。当日あらかじめ動かしておく必要がありますか?
音を出して確認しながら動かしますので、事前の移動は不要です。

2.ラックの上のTVの両脇に300mm程度のV字型のパネルを置くことが出来ますか?
左右とも幅30〜40cmはあると思いますので可能です。

050515
12畳のリビングの半分のスペースに、PMCのトールボーイ型
GB1, FB1, OB1のいずれかの新規購入の見込みですが、
SalogicのルームチューニングとさらにSWの導入を前提とした
場合に、音の点からいずれが適切と思われますか?

<参考> (ウーファー、ツイーターサイズ)クロスオーバー周波数
GB1 2 way ( 140mm, 27mm*), 3000Hz
FB1 2 way (170mm, 27mm*), 3000Hz
OB1 3 way (170mm, 75mm, 27mm*), 380Hz& 3800Hz
* 27mmツイーターは今はすべて同一のものになっています
PMCのラインナップ↓

http://www.heavymoon.co.jp/hifi/pmc/products/index.html

最も知りたいのはGB1でもサーロジックSWがあれば低音域の
音が他と比べ遜色ないかどうかという点です(サーロジックの
SWが超低音域を担うことからすると100〜400Hz程度の低音域
をカバーするわけではないと思いますが)。


PMCの音の魅力の核心部分は、BB5などに使われているドーム型のスコーカー(ATCのユニットと思っていたが、最近はPMCオリジナルとの情報もある)であると断じて良いと思います。大型ホーンに匹敵する380Hz〜の帯域を指向性の良いドームでサポートするのですから!!

D.CubeとPMCの組み合わせで、低音域だけに注目するのであれば
● GB1 2 way ( 140mm, 27mm*), 3000Hz
● FB1 2 way (170mm, 27mm*), 3000Hz
● OB1 3 way (170mm, 75mm, 27mm*), 380Hz& 3800Hz
はどれも問題なくマッチングします。しかし低音楽器のヌケや立体感の創出には、低音楽器が出す倍音の質感が極めて大きな影響力を持っていることを考えると、「OB1」「GB1、FB1」の間には大きな差がでるはずです。


http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/bb5_041006.pdf
http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/mb2_030804.pdf
http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/ib1s_041006.pdf
http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/ob1_cb6m_041006.pdf
http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/fb1plus_040914.pdf
http://www.heavymoon.co.jp/items/pdf/catalog/pmc/gb1m_041006.pdf

PDFのスペックで改めて確認をしましたが、私が購入するとしたらOB1ですね。コストパフォーマンスが高い!

下記のスレッドはOB1のオーディオルームの訪問記です。

http://www3.rocketbbs.com/603/salo.html
No.8のお宅訪問(スレッドNo.412)
3度目のN邸訪問記(No.411)
N邸訪問記
(No.404)

http://www.salogic.com/home-select.files/home-8.htm


050521
予算的にはOB1はつらいところがありますが、なんとかしたいと
思います。逸品館では5月末までセール中ですし。

なお5月25日16:20からヘビームーンのスタジオでPMCスピーカー
の試聴予約をしております。
人が増えても大丈夫かと思いますがご興味、お時間はありません
でしょうか?


とのお誘いで、ヘビームーンのスタジオでGB1、FB1、OB1を試聴してきました。
http://www.heavymoon.co.jp/studio/images/photo03_l.jpg

050525
欲張っていろいろCD, DVDを持っていったため1曲1曲が
短くなってしまいました。

私はGB1から十分に低音も出ているとおもいましたが、
FB1にすると低音に余裕があり、ドラムのバスドラムや
キーボードのベースがはっきりとし、バイオリンでは弦を
はじく音が目立つように感じました。

OB1ではさらに余裕を感じ、広がりというか音の存在感と
いうか、そういったものがあり、もっと聞いていたいと思いました。
これにセッティングや響きのチューニングをすればどうなる
のだろうと思いました。

とにかく私にははじめての音でした。同じ曲の一部を今のAudioPro
のimage44で聞きました。スピーカーだけの違いではないでしょうが
GB1にも明らかに負けていました。

逸品館では、OB1を中心にセッティングを追い込んだ音はどういう
ものかを聞いてきたいと思います。


こちらこそ、有難うございました、ヘビームーンの視聴室の音に興味があったのですが、私は拍子抜けでした。録音スタジオのプレーゾーンですから比較的ライブでは? と期待していたのですが、再生オーディオの試聴室と録音スタジオの両立は難しいですね、スピーカーが可哀そうです。OB1の実力がごく僅かしか発揮されていなかったと思います。遙かに良い音楽を再現するSPなので、チューンに期待してください。

050529
そうですか。ほっとしました。OB1が一番よいものの、このくらい?
という感じも少しあったからです。スタジオが不適切だったのでしょうか。

昨日、逸品館3号館でOB1を聞きましたが、もっと良かったです。
村田さんのSWがセンターに鎮座していましたが、入れるとさらに
輪郭がある音に感じました。
BB5の音も初めて体験しましたが、おそろしい?音でした。

OB1に決めました。入手しだいできるかぎり鳴らしこんでおきたいと
思います。

050626
ルームチューン実施


本日はデモのルームチューニングをありがとうございました。
無事にお帰りでしょうか。大変にお疲れ様でした。

パネルがなくなってからのつまらなさ、さみしさといったらありません。
奥さんも同様の感想です。

音場、音像というものが今までわからなかったのですが
(スピーカーの間にラックが入っているためでもあったのですが)
パネルが入ることで音の広がり、奥行きを身をもって体験できました。

早速ですが、注文したいと思います。
スピーカー後ろ用の、StainVeil-1800を2セット
中央のラック上用のStainVeil-600を2セット
(ラックをなくした時に、縦に重ねて中央に置けるようPlus仕様で)
です。

スピーカーパネルの左右手前の900mm高のStainVeilは
(60cmでもいいかもしれませんが)
今回は見送りで次の楽しみとしたいと思います。
Gallery bassoも低音に効果あり魅力的ですが、やはり見送りです。

050628
StainVeil パネルについてご相談したくメールいたします。
添付のエクセルファイルをご覧下さい。



センターのラックをなくそうと思います。(これ以上、オーディオ用
にスペースを広げて欲しくないとかなりの抵抗にあっていますが)

そして、センターにはSWを設置し、その上にキャスターつきのテレビ台
にのせたテレビが来るようにしたいと思います。
テレビが邪魔なときはテレビ台ごと移動させれば、SWのみとなります。

1)パネルとSWですが、どういう置き方がよろしいでしょうか?
 1組を中央にし、その手前にSW+TVを
 2組をSW+TVの両脇に
 という2種を考えましたが、いかがでしょうか?

2)1組と2組で、違いはどんなところでしょうか?
 2組だと中央に奥行きがより出るというお話だったようですが。

● 奥行き方向に並ぶ反射面が多いとき、奥行き方向の立体感も増加します。TVに隠れてしまう直接見えない部分の反射音もSPキャビネットなどに反射して手前に出てきますが、奥行き方向の立体感を作る力は半減します。従ってセンターパネルは二組にすることをお勧めします。

3)1組の場合、パネルの高さが120cmとすると、TVの上が約100cm
 となり、あまり効果が期待できないようにも思いますが、いかがでしょうか?

4)SWが下に入るようなTV台を考えていますが、インターネット上で
 なかなか適当なものが見当たりません。なければそれこそ手作りも考え
 ないといけないかと思っています。どんな材質でどんなデザインなら
 より適切でしょうか?
 今のところ、TVを乗せる台はTVに対してぎりぎりの大きさで、足は4本で
 しっかりしたキャスターをつける。足の材質は木材、ないし金属のパイプ
 足の間隔は今使用中のSWはもちろん、村田さんのSWも置けるだけの
 もの(使えるようになるといいのですが)。

● 金属は共振を止めるのが面倒(パイプの中に砂を詰めるなど)だし、完全には止まりません、木をお勧めします。

5) その他、よりお勧めの配置がありましたらお教えいただけると幸いです。
● フロントのSPエリアでは小さな面積の平行面に発生するフラッターエコー(距離が短いので周波数が高い)も耳に聞こえてしまいます。再生音に色が付いたり、余韻が最後まで聴こえないなど、音楽のダイナミックレンジが狭くなる原因となります。ラックの天板の裏側に斜めの板を追加し手前から奥方向に3度程度の下り傾斜を与えると解消します。

アドバイスありがとうございました。
TV台は木で適切なものがなかなかないので、自作にしようかと思います。

StainVeil パネルはラックの有る状態でベストを探りたく、センターの120cm
4枚(蝶番あり)を60cm4枚(plus加工あり、蝶番あり)+60cm4枚(plus加工
あり、蝶番なし)に変更します。しばらくしてラック問題を解決して、センターを
120cm2組相当にしたいと思います。



7月27日にパネル納品

050728
7月27日昼に届きました。待っていられず、深夜センターだけパネルを置きまし
たがすでにちがいがあり、おもわずににやっとしました。後のセッティングは日曜
にしたいとおもいます。音の変化や写真等、またお送りします。


050802
デモの時はこんな音だったのかなあ?何か違う感じが。。。もっとよかったような
気がするのは気のせいなのか。。。

● 少し隙間を空けて設置した左右手前のパネルが、ステージの広がりを作り音に包まれるホール感を醸し出します。床に置いたGallery-bassoは足元を包み込む低音の包容力を作ります。この二つのパネルの省略によってデモとの相違が出ているものと思います。
現在のセッティングではセンターパネルが半分余っているのでは? 余りのパネルを使い、左右のパネルと床のGallery bassoの代用をさせてお試しください。

納得できるサウンドになったら写真を送ってください、どうしてもうまくいかなければ再度ご訪問いたします。



060107
近況を送っていただきました。センターラックに乗せたStainVeil-600ctパネルがソロ楽器やVocalの佇まいを明確にし、左右の床に置いたパネルが低音楽器のヌケを改善します。オーナーの試行錯誤が見つけたパネル配置です。


060924
1800mmのパネルは(株)アイビーワークスのガムロックTで固定


とっかえひっかえ聞いてしまう音場を作り出すルームチューンのキーポイント
原文は
こちらです

 聴きなれたCDを改めてとっかえひっかえ聞いてしまうルームチューンには、一つの共通点があります。チューンのサンプルの写真には写りにくいので認識が少ないと思いますが、フロントのSPパネルから離れた左右壁面に拡散パネルが置かれていることが多いのです。

 このパネルを前後させると家具類の反射音のアンバランスを調整することができます。片側だけに置いたり、左右の位置を前後にずらしたりして、左右からの反射音のエネルギーバランスを整えます。オーディオラックや食器棚程度のアンバランスであれば、LV300〜600パネルが1〜2枚あれば補正が可能です。

 そして次がキーポイントですが、左右と床の反射音の位置を緻密に調整して低音域のヌケが良くなるポイントを探し出します。このポイントは反射音の位相干渉が僅かに発生するあたりですが、紙面でお伝えするのは不可能な領域です。

 ここまで仕上がると、ピンポイントであったリスニングポイントが、リスニングエリアといえるほどに拡大し、寝転がって音楽が鑑賞ができるほどになります。