<03.11.18>
 実は、段ボール箱で、センターパネルのようなものを作成し、視聴したところ、ピアノの音がよりピアノらしくなりました。こりゃあ本物なら… と期待して申し込んだ次第です。



<05.03.29>
180cmのスピーカーパネルを設置したところ、それまではわからなかった演奏のニュアンスが聴き取れるようになってきました。120cmを使用していたときも、迫力があり、しかも細かいところまで表現できるので、たいへん満足していたのですが、予想した効果を上回る感じです。

JAZZを聴こうと、オーディオを再開して約2年。JAZZは全く素人で、マイルスなどのいわゆる「ジャズ・ジャイアンツ聴き」をしていました。しかし、今回の180cmの導入で、ブッカーリトルの演奏に、ふと哀愁を感じるではありませんか。演奏のニュアンスを感じ取った初めての経験でした。

これまで聴いていたのは、ただのトランペット。
これからは、その人なりの、そのときなりの、演奏を楽しめるようになりそうです。ジャズジャイアンツだけでない、JAZZの世界が広がりそうです。




これまでの調整は、細かくいろいろと試行錯誤していますが、かなり追い込んでいるはずなのに、スピーカーから出る音は、活気がない、聴いていて楽しくないという、典型的なパターンに、はまっていました。それを打破するきっかけとなりそうなので、とても有り難いことです。

でも、いいと思った再生が日によってはそうでもないように感じるのがオーディオ。安心はできません。
パネルの角度・位置が、5mmの違いで音が変わるので、調整は苦労しそう?!(いやいや楽しみ!!)

スピーカーはVICTORのLT55LTD。※ただのLT55を使っていてLTDにバージョンアップしました。静かになったのはいいが、どうもLT55の楽しさが感じられない。そこが課題なのです。

パワーアンプは、フライングモール社のモグラといわれるデジタルもの。
部屋も安普請のただの2階洋間。これだけの感動を引き出せる、パネルの効果に感動です!!




<05.05.05> 【追加のコメント】
さらに、聴き込んでいくと、低域が低い方へ伸びていることに気づきました。増えたスピーカーパネルの効果で、自宅の壁の振動が押さえられたためではないかと推量しています。このおかげで、ベースの音程だけでなく、バスドラのモワッとした空気感が出てきました。

LT55の楽しさは、ドラムたたいた瞬間、皮にスティックが当たる感じがよかったのですが、今回のスピーカーパネル導入によって、全域に渡って向上するとともに、LT55Ltdにも、LT55の楽しさが戻ってきたと言えます。



 ”LT55LTD”と”モグラ”の相性なのか? オーナーのルームチューンのセンスなのか? 音楽表現良し、音質良し、音場良し、の三拍子揃った素晴らしいサウンドでした。価格も手頃だし、ぜひお勧めしたいラインナップです。

 栃木県にお住まいの方には、ぜひ視聴していただきたいオーディオルームです(オーナーには未確認)。

 私も視聴させていただき、触るところがなく写真だけ撮らせていただいて最短滞在時間のご訪問になりました (Salogic murata)。


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