サーロジック・サブウーファ D.Cube2試聴会(Studio K's)出席者の感想ご意見、Q&A |
D.Cube2 |
小澤 隆久 様 メーカーさんにお世辞を言ってもしかたないと思いますので率直な感想を述べさせていただきます。 オーディオにとって本当の低域再生は必要かつ重要ですが、なかなか良いスーパーウーハーがないものです。そんななかにあり貴社のものは本格指向の良品であると思います。そのへんは試聴会参加者にも充分に伝わったと思います。ただ、いくつか気になる点がありました。 ☆.一台使用時、無伴奏音楽では気にならないのですが、マイケル・ジャクソンなどの低音ズコズコものではカーオーディオのようになってしまったようです。また、スーパーウーハーの位置も分かってしまいました。これは二台使用でほとんど解決されたようです。考えられるのは、試聴音量が大きいので、スーパーウーハーユニットの振幅が過度になり、高調波歪みが多くなったからだと思います。無伴奏ものは、あまりユニットが振幅しないので充分な効果があったのでしょう。 メインスピーカと試聴音量・音楽でスーパーウーハーの必要数も変わってくると思います。山本さん宅では最低二台、できれば左右二台づつ四台くらいにするか、もうひとつ大きいものが、とくに今回のような試聴会では必要ではないでしょうか。そのほうが、参加者に悪い印象をもたれることも減ると思います。デモの時には、音量と必要な台数にも言及したほうが良いと思うのです。 簡単ですが、感想を述べさせていただきました。 これからも本格オーディオファンの為になる、素晴らしい製品を開発されることを期待しています。
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D.Cube2 LV1200 |
先日はD.cube2試聴会に参加させていただき、ありがとうございました。 大変有意義な時間でありました。そして、改めてサブウーファー(もはやメインウー ファーと呼びたい)の必然を感じました。 さらに、その必然足りうる条件を満たせる性能を実現する最も合理的かつ的確な手法 がとられているのが、御社一連の技術であり製品であるということも、初めてその音 に触れ確信をいたしました。 これまでヴェロダイン、ビクター(SX-DW7)、ヤマハYSTなど試してまいりましたが、 いずれの製品もメインスピーカーとのつながりに感じる違和感がどう調整しても残っ てしまい、不満を感じながら使ってまいりました。 ところが、先日の試聴会での山本様のシステムでの見事なバランスと違和感の無いつ ながりかた(もちろん山本様の調整の巧みさによるところも大きいのですが)に、これ ならいける!という感触を得ることが出来ました。 私の場合設置場所、設置方法の制約からサブウーファーは自作を考えております。 試聴会でお会いした時にもお話ししましたが、パイオニアのサブウーファーユニット (TS−W1200C)が2本手に入りましたので、実現できる可能性が出てまいりました。 のちほど正式なかたちで発注させていただきますが、SPD−P1kitを使用し、なんとか あの音場感を手に入れたいと思います。パワーアンプの選択は苦労しそうですが。 D.cube2の追加による音質変化について私なりの感想です。 低音楽器のスケールアップや音域の拡大は当然の結果として、今回実感したのはやは り、ヴァイオリンやチェンバロなどのソロ演奏における実在感の向上と音場のより自 然な拡がりなどでありました。 ヴァイオリンでは特にホールの拡がり感、チェンバロでは楽器のボディと床の共鳴 (チェンバロにはペダルはないと記憶していますが、キースのことですから足踏みの 可能性もあるでしょう)によるステージの再現が印象的でありました。 特に今回はLPで三味線(竹山ですよね?)を聴かせていただきましたが、この変化が個 人的にはかなり顕著に感じられました。 参加されたほかの皆様からも、音がやさしくなった、聴きやすくなったといったご感 想がありましたが、仕事柄(主にギターの修理と製作ですが)楽器に接することの多い 私としては、この変化はちょっと見のがせない(聴きのがせない)ものです。 言葉ではうまく説明できないのですが、たとえば同じ楽器をすぐ傍らで他人が弾いた 音と、自分が弾いた音との違いのようなものを感じました。特にギターやヴァイオリ ンのように体の一部でボディを支える楽器は、楽器の振動が直接体に伝わることに よって音質の印象が変わりますからそれに近い原理が働いているのでしょうか。あく まで私の想像ですが、好ましい方向への変化であることは間違いありません。 一方、比較的大音量で鳴らされたマイケルジャクソンなどのポップ・ミュージックで は、やはり25センチユニット1発のD.cube2が1台のみではちょっときついかなと思わ れる面も見られました。2台配置では解決されたようですから、私のところでのパ ワーアンプ選びの際の大まかな見当がついたように思います。その意味では今回の試 聴会の参加は私にとっては正解でした。 サブウーファーのステレオ配置については、多くのサブウーファーは高調波歪や、 キャビネットの鳴り、バスレフダクトの共鳴音、周囲の壁などの振動、位相の不整合 などにより方向感が感じられるものですから、それについての対策として有効なもの だと理解をしておりました。ところが今回の視聴においては、上記のマイナス要因を ほとんど排除できた条件でのステレオ配置であったと思うのですが、明らかな変化が あったのは興味深いことでした。 超低音域の位相の乱れの効果についてHPのほうで言及されていますが、おそらくそ うなのでありましょう。それであれば、たとえばサブウーファーの前後配置、さらに 複数台の配置などによる変化も興味のあるところです。 私のところは広さだけはこと欠きませんので、個人的に追及してみたいテーマであり ます。 パネルの効果につきましても、短時間での簡易的な設置でありましたが、ボーカルの 肉付きが良くなり、スネアの立体感が増したという印象をもちました。 村田様、山本様、長時間に渡る視聴会、ご苦労様でした。貴重なお話もいただき、大 いに今後の参考とさせていただきます。 ありがとうございました。
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D.Cube2 LV1200 |
本日は大変貴重な体験をさせていただきました。山本様のスタディオ
の音響効果がしっかりとしていたこと、御努力なされたシステムの効 果も多大ですが何と言ってもSuper Wooferの効果は予想をはるかに 超えたものでした。 これまでは各種の経験から長大なホーンユニットを 使ったり、ご説明がありました波長とスピーカの物理的位置関係を調整 したりなどの範疇を脱しえずでございました。
最近の米国風ロックのあの物凄い音には違和感がありますが コンサートホールのあの響きが、そして楽器とその演奏会場が一緒に鳴り響く その結果の音が素晴らしいと感じました。 LV1200による音場コントロールは、防音、吸音など 音を消す方向への努力をしてきましたがアクティブに反射させる方法は 始めての経験でした。 あまり効果が期待できなかったとご説明がありま したが最初(始める前)にLV1200が左端においてありましたね。 私は左側後方の席におりましたが、音全体が左に偏ってると思い ながら試聴しておりました、村田さんが準備のためにLV1200を後方 にかたつけましたとき音場はセンターに戻りました。そして設定して試聴 したときにヴォーカルの響きが大変よくなりました。私の席では。
Super Wooferからでてくる音は直接的に聞くことは出来ないが 脳波の波長と一致しており、聴覚認識より頭蓋骨の内部共振の ように感じました。非常に面白い体験でしたが確かにバイオリン チェンバロの試聴では何かまろやかに、ふくよかな感じで心に響 くように感じました。このあたりの人体への感じ方は脳波の変化を 測定することも面白そうですね。 D Cube1台よりも2台の方がより奥行のある臨場感が感じられました。 |
D.Cube2 |
こんな風にサブウーハーの試聴をした事が初めてだったので 他のメーカーの機種と比較できないんですが、D.Cube2の効果には驚かされました。 単純に低音増強、という効果を想像してたんですが全然違うんですね。 D.Cube2を加える事で音楽が自然になるというか生き生きするというか。 この印象は2台にするとさらに強まった感じを受けました。 マイケルやトニ・ブラクストンのような僕が普段聴いてるタイプの音楽で試聴した時は 特にインパクトが強くてまいりました。 D.Cube2が1台の時でのトニも、ライブみたいな低音感を味わえて凄かったんですが 2台使いにするとそれプラス、自然さというか滑らかさ気持ちよさがグンとアップして うーん、これ聴いちゃうと1台には戻れない、とか思ってしまいました(笑) 声とかギターとか、あんまりサブウーハー足しても関係ないのかな?と思う音も めちゃめちゃ気持ちよくなってしまうんですね。これにとても惹かれました。 2台使いでマイケルのビートイットで試聴してた時は、エディ・ヴァンヘイレンの ギターソロを聴きながら「ああっこのまま聴かせて!」と心の中で叫んでしまいました。 残念ながらソロに入ってすぐに止められちゃいましたが(笑) というわけで、パネルの試聴を含め非常に勉強になったひとときでした。 本当にありがとうございました。 |
D.Cube2 LV1200 |
現在、広さが12畳程度のリスニングルームを持っている者ですが、遮音が そこそこ確保されている上、壁の材質が全て反射性の物なので、低域定在 波の影響が大きく、50Hz前後に大きなディップがあります。これを解消する 手段としてサブウーファーやパネルの導入を考えていたので、先日の試聴 会は誠にタイムリーな企画でした。ありがとうございました。 特に、サブウーファーは近年シアターへの需要が多いせいか、様々な商品
がラインナップされるようになりましたが、どのレベルであればピュアオーディ オで使えるのかが解らない上、試聴できるチャンスがなかなか無いので、大変 有り難い機会でした。 さて、D.cube2に関しての印象ですが、フュージョンやポップス等のリズムの
速い低音に対しての追随が良好であるという感じを受けました。村田さんが かけたフォープレイや山本さんがかけたマイケル・ジャクソンでも、中高域との ズレをあまり感じさせず、音楽のノリを損なうことがありませんでした。 あとは、ヴァイオリンやチェンバロ独奏など、本来サブウーファーが受け持つ
帯域が殆どない音楽でも、その演奏場所の「気配」のようなものが漂ってくる 様に感じました。また、音色そのものも、音の肉付きや響きが良くなり、大変 気持ちよく聴けると感じました。 サブウーファー2個使いでは、レベルを絞られたせいか、低音の量感自体は
それほど変化した印象が無かったのですが、表現に余裕が感じられ、特に、 マイケル・ジャクソンではサウンドステージが上下左右一杯に広がっていくの にはビックリでした。 今まで本格的なサブウーファーというと、とてつもなく大口径のものとか、
ユニットを何発も並べたものとか、とかく大型になる物が多く、一般的なシス テムとの組合せがしづらいという感も有ったのですが、小型で、これだけの 性能があるサブウーファーが出来たと言うことは、システム構成の面でも 有利だと感じました。 さて、LV1200パネルですが、山本さんのお部屋では、フリースタンディング
的な設置になり、後方の広大な空間を用いた音場創成を若干スポイルして しまうところも有るかな?と感じました。私の部屋のような、よりスピーカーと 壁が近く、壁面に何もない部屋で、コーナー付近に設置等すれば効果は大き そうです。 いずれにせよ、こういった音響チューニング材は、部屋や、その方のセッテ
ィングによって、与える影響も異なりますから、貸出サービス等で試せることが 重要だと思っています。 というわけで、大変有意義で楽しい試聴会でした。村田様、山本様、ありが
とうございました。 |
D.Cube2 LV1200 |
秋月 様 Akitukiさんの”サブウーファー体験”ページにリンクしたところ、表示でエラー メッセージ(メッセージだけで実害はない)が出るので転載させていただきました。 AkitukiさんのHP
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