P1kit 周波数特性


12dB/octライン : 密閉箱のF0以下の周波数特性の逆補正密
100dB/octライン : LPFの遮断特性                
60Hz以上のフラット特性 : 補正無しの周波数特性。      

12dB/octの補正特性には、聴感補正を加えてあります。
低いクロスオーバーポイントでは補正量を多く、高いポイントでは
補正量を少なめにしてあります。

上記周波数特性はP1kit単体の測定結果です。
D1+D2による位相補正を加えたオーバーオールの周波数特性では、
メインとサブウーファーの音が空間で合成されるとき、
クロスポイント付近の周波数特性が再度変化します。

上記8本のカーブがDSPによるデジタルフィルターの周波数特性で、
表示の周波数特性はP1kit-Type2のものです。
Type2Aの20Hz特性はP4-Upgradeのグラフを参照してください。

D1+D2による時間特性を加味した空間合成時の周波数特性の変化を利用して、
P1kitの12種類の周波数特性が合成されます。



SPD-P4では、無償アップグレードでプログラムROMを
聴感補正データに変更いたしました。
下記がP4-original と P4-upgradeの特性比較です。
P1kit のチューニングは、P4のUpgrade相当です。


P4-Original 周波数特性


P4-Upgrade 周波数特性

プロセッサーと組み合わせて使用する専用サブウーファ
(SPD-W2、-W4、-W10、-W1600)には息抜きポートがあり,
超超低音の大振幅で風切り音が出る欠点がございます。

プロセッサーのUpgradeは、息抜きポートを塞いでの使用に対応させる
ためのもので,Upgrade後はポートにフェルト等を詰めてご使用頂くと
最良の臨場感を醸し出すことができます。

お試し下さい。