LVパネル 概要・スペック

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水平拡散・ハイ・コストパフォーマンス・シリーズ / LV
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LV室内音場調整パネル
 松コンパネ+粗毛フェルト+松材リブによる松材100%で構成した音場チューニングパネル。リブ構造の凸凹した表(おもて)面が中高音域を拡散反射してサウンドステージに奥行きと高さを与えます。防振フェルトと弾性フェルトでダンプした松材の中空構造がブーミーなミッドバスを吸音して音楽に透明感を与えます。
  
LV-oil 室内音場調整パネル
 木材本来の通気性を保ちつつ表面の浸透部だけを硬化させる植物オイルを塗布したLVパネルです。高音部の拡散音が増加して躍動感あふれる音場を作ります。松材の音響特性を長期にわたり安定させる効果もあります。乾燥後の塗料に濡れ感はありませんが、長時間重ね置きすると剥がしにくくなることがありますので、ご注意ください。
  
LVパネルの使い方
 LVパネル・SVパネル・Gallery_SVパネルは、音楽ソースに含まれる初期反射音や残響音をその表面に引き寄せて、楽器の実音の背後に間接音を定位させる働きをします。実音と間接音を分離して定位させることで、前後・左右・上下に展開するサウンドステージを作り、ステージ上のボーカルや楽器に明瞭な佇まいを与えます。
 
ーー LVパネル基本セッティング ーー 
  

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 最小配置


 ● LV1200sp x 2 または LV1500sp x 2  ■-spパネルの背丈を上げると空間情報が増え、音楽の表情が豊かになります。1200サイズはジョイント穴付きをお勧めします。パネルを積重ねてルームチューンのアップグレードができます。

 注) ボーカルの表情が足りない、と感じたら-ctパネルを追加してください。-ctパネルはボーカルの佇まいを明確にし、その表情を豊かにします。
 

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 スタンダード配置


 ● LV1500sp x 2 または LV1800sp x 2
 ● LV1200ct x 1

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 サーロジック推奨配置


 ● LV1800sp x 2  ■少し”ハの字”に開いて部屋のコーナーに押しつける左写真の方法と、SPを囲む方法をお試しください。コーナー型の方がサウンドステージの奥行きと広がりが深くなります。
 ● LV1200ct x 1  リスニングチェアの座面が高いとき1300。
 ● LV900 x 2  ■サウンドステージに深みを加えライブ会場のような臨場感を作ります。壁に沿わせて手前に引けば臨場感が増し、奧(SP側)に押しやれば減少します。耳の高さ(900程度)、または若干低いパネルが最適高さです。
 ● Gallery basso x 2  WF位置に浮き上がる低音楽器を着地させ、上下方向の分解能と佇まいの安定感を向上させる床置きパネル。SPから30cm前後の隙間を空けて設置してください。

 注) LV900, Gallery basso は-spパネル無しではその効果を発揮できません。必ず-spパネルと組み合わせてお使いください。

 
ーー セッティング・バリエーション ーー
 

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 センターにTV

 
 TVの表面でサウンドステージの奥行きがストップするため、平面的な定位になりがちです。TVの画面を奧に下げるか、SPを手前に引き出すと、サウンドステージに奥行きが生まれます。

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 センターにTV

 
 SPとTVの間に LV1200ct x 2 を置くとボーカルの表情が豊かになって佇まいが現れます。可能であればTVはなるべく奧に下げてください。

 注) 2 x 4 のようなパネル構造の建物は壁が揺れ易く、壁振動がミッドバスの輻射音を出してブーミングを引き起こします。LVパネルのブーミング吸収効果は数に比例するので、ブーミングが強ければ多数のパネルが必要になります。

 注) SPのバッフル面より手前に背の高い拡散パネルがあると音場が騒がしくなります。SPパネルの連結配置では手前を階段状に下げてください。

 

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センターにオーディオラック

 平面のある反射体(アンプなど)をセンターに積み上げると、その表面にボーカルや楽器が定位してしまいサウンドステージの奥行きが損なわれます。

 パワーアンプだけセンターの床に置き、センターラックを省略する方法が最善の策ですが、無理であればラックを出来るだけ奧に下げ(またはSPを手前に出し)、センターパネルを 2セット置くとボーカルの表情が豊かになって佇まいが現れます。

 

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 部屋の間口(横幅)が広い


 SPの間隔が広いと、サウンドステージのセンターエリアの楽器やボーカルの密度感が不足することがあります。センターパネルを 2セット配置すると佇まいが明瞭になります。

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 天井強度が低くてブーミングが強い


 オーディオルームの壁で強度不足が最も深刻な部位が天井で、ブーミングの最大要因です。LVパネルを増やさずに突っ張り棒でブーミングを抑える方法です。
オプションその他
● 2枚組みの自立パネルは蝶番(鉄)で連結します。LVパネルは蝶番と蝶番取り付け費サービス(無料)です。

● パネルの縦積みが可能な
PLus仕様もあります。1200mmのスピーカーパネルはサウンドステージに奥行きを与えます。600mm積み上げて1800mmにすると、コンサートホールの上空に漂う余韻まで聴こえる透明度の高いサウンドステージになります。

 パネル・キャスター
 
オーディオ兼用のホームシアターでご希望の多かった移動センターパネルのキャスターです。センターパネルを広げると自立し、畳むと動きます。

● パネル自立脚キット フロントパネルの設置でサウンドステージが確立されると、左右壁面に置く1枚(左右で2枚)の可動パネルでサウンドステージの深さと解像度を調節することが出来ます。300mmの桟木2本とL金具4個のキットです。

● 転倒防止ガムロックT LV, StainVeil パネルの転倒防止グッズです。パネル1枚を1〜2個のガムロックTで固定してください。弱い力であっても常時横方向に向かう力が働くとクリープ現象でパネルが徐々に傾きます。蝶番で2枚組にして自立させるか、単板であればヒモなどで横に向かう力をキャンセルしてからガムロックTで安全を確保して下さい。

● 滑り防止ガムロックPL LV, StainVeil パネと床の間に挟む滑り防止の粘着シートです。大きな地震の時に威力を発揮します。

ユーザーリンク
虹とスピーカーの頃
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M邸

製品スペック 型式 標準価格 販売価格 質量
 音場調整パネル


● 幅450mm
● 厚さ70mm
● 高さ300〜1800mm(LVに続く数字が床からの高さ)

測定データ、低域特性

● 表示価格には消費税が含まれています
 LV300 15,000- 12,000- 3kg
 LV600 17,500- 14,000- 6kg
 LV800 21,250- 17,000- 8kg
 LV900 22,500- 18,000- 9kg
 LV1000 23,750- 19,000- 10kg
 LV1200 26,250- 21,000- 12kg
 LV1300 30,000- 24,000- 13kg
 LV1500 33,750- 27,000- 15kg
 LV1800 37,500- 30,000- 18kg
 LV300-oil 17,500- 14,000- 3kg
 LV600-oil 20,000- 16,000- 6kg
 LV800-oil 25,000- 20,000- 8kg
 LV900-oil 26,250- 21,000- 9kg
 LV1000-oil 27,500- 22,000- 10kg
 LV1200-oil 30,000- 24,000- 12kg
 LV1300-oil 35,000- 28,000- 13kg
 LV1500-oil 40,000- 32,000- 15kg
 LV1800-oil 43,750- 35,000- 18kg

 Q&A : LVとSV(StainVeil/ステンベール)の違いがよく解りません

オーディオルームの音質を決めるパラメータが五つあります。
 1.定在波
 2.フラッターエコー
 3.床・壁・天井の振動
 4.初期反射音
 5.残響時間


 おもて面に凸凹があるLV&SVパネルは、定在波を除く四つのパラメータを最適化してルームアコースティックをドラスチックに改善します。

<高音域の効果>
 おもて面の水平拡散リブの高さと幅の組み合わせが、<4.初期反射音>の4〜8kHzを増幅し、サウンドステージに厚みのある奥行きと高い天井のホール感を与えます。

<低音域の効果>
 パネル内部の防振と吸音のメカニズムが背面の針葉樹合板の動きを拘束して、パネル全体がミッドバスの吸音体として機能します。オーディオルームの90%で発生する<3.床・壁・天井の振動>に起因する圧迫感のあるブーミングも吸音します。ブーミングの症状が強くてもパネルの数を増やせば必ず解消します。

低音過剰には二つの原因があります。ブーミングの原因は壁振動が出す輻射音

1.低音の量が多すぎる、または少なすぎる。

<1.定在波>
がその原因です。しかし低音過剰になったとしても、単に量が多いだけで、ブーミングのような不透明感を伴うことはありません。SPの配置を変えるなどしてリスニングポイントを移動して好みに合う場所を探すと解決します。

2.低音がだぶつく所謂ブーミング。

<3.床・壁・天井の振動>
がその原因です。音楽の透明度が極端に低くなり、振動が強ければ耳を押すような圧迫感を伴います。

 音楽が楽しめない爽快感が欠如した音。モヤのかかった切れ込みのないボンツキサウンドが特徴です。低音感過剰にもかかわらず、ローエンド方向への沈み込みが欠如します。



残響時間の周波数特性の理想形状が右のグラフ(詳細はグラフクリック)

 125〜250Hzが1.0以下に抑えられたまま100Hz以下が上昇する特性が、低音楽器にヌケの良い密度感を作り、ローエンド方向への沈み込みを深くします。

 100Hz以下の上昇特性は、壁の強度を高くして質量を増やせば理想形に近づきます。

 SVはLVパネルをステンレスで強化し、強度と質量のバランスを整えて100Hz以下の上昇特性を作り出したパネルです。
残響時間の周波数特性
(中音域を1.0とした比率)



 

■LVパネルの低域特

 LVパネルは木と吸音防振材の組み合わせで構成したローコストに徹した調音パネルです。

 パネルの共振周波数を125〜250Hzのミッドバスに一致させてミッドバスを吸音する構造です。
LVパネルのミッドバス吸音特性

SV(StainVeil/ステンベール)パネルの低域特性
 右上のグラフをクリックして a,b,c,d, の位置を確認してください、測定ポイント a,b,c,d, の中の a, が理想に近い特性で(右上のグラフ)、ブーミー感の原因である125Hz〜250Hzのミッドバスを集中的に吸音する特性を示しています。そして最も大きな面積を占めています。

 b,d, はパネル周辺の特性で、共振ポイントが低域側にずれていることが分かります。パネル周辺をステンレスで補強して b,d, の共振を押さえ、a, の特性が際立つように吸音特性を改善したものがSVパネルです。100Hz以下の残響時間特性が理想形状に近づきます。



下記のレポートにLV, と SV, の感覚的な違いが記されています。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-80-sub.htm
http://www.salogic.com/home-select.files/home-80-sub3.htm



LV、SVパネルの中高域特性
 LV、SV共に高音域の初期反射音を増やす効果は同じです。下記ページの<コンピュータ・シミュレーションが明らかにした拡散反射音の振る舞い>を参照してください。
http://www.salogic.com/Basic-RoomTuning/Basic-RoomTuning.htm

 LV,SVパネルは音源に含まれる残響音のみ、その表面に引き寄せる効能があります。スピーカーの背後に設置すると・・、フロントに楽器の実音、背景に残響音が配置され、生演奏のステージと同じ楽器の質感を伴う奥行きのある臨場感が再現されます。