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●左側面 : 鏡の引き戸。質量が大きく、固定壁であるかのようにガッチリしている。 ●正面 : 右2/3がガラスの引き戸。 ご覧の通り目には麗しいとても素敵なたたずまいのリビング。しかしオーディオ再生には向かなそう、と、ぱっと見で分かってしまう部屋。 スピーカーからリスナーに真っ直ぐ届く直接音と、ガラスから届く鏡面反射音の姿かたちが酷似しているため、楽器の佇まいが横拡がりに引き伸ばされてしまう。 時間がずれた酷似した音(直接音と反射音)が耳元で合成されるため、櫛形フィルターが発生して伝送特性に周期的な深い谷間が発生する。 左側の鏡を背にスピーカーを配置し、鏡の引き戸を左右に開いてTVをその奥に置く形が見栄えのベストであったが、鏡からの反射音が楽器のフォーカスを左右に引き伸ばしてしまい、音楽演奏の躍動感が失われてしまう。 結果、写真のような斜め配置となった。 部屋の斜め使いはセンター定位が偏ってしまう欠点があるが(本件では左)、サイドパネルを左右非対称に配置することでそこそこ回避できる(右側のサイドパネルをリスナー側に引き寄せる)。 ガラスからの反射音がSVパネルからの拡散反射音に置き代わって櫛形フィルターが減少し、音楽鑑賞に十分なレベルまで伝送特性が改善された。 「和心・黒檀」は、色合いや姿形が良く、その立ち姿はモダンアートを感じさせる逸品です。 長い間お借りしておりました「和心」は、「和心・黒檀」到着の際にヤマト便にて集荷していただきました。 重ね重ね御礼申し上げます。 ところで、「和心」を外した状態で暫くCD、Bluray を視聴しておりましたが、何というか味気ないサウンドとなりまして… 音像が左右スピーカー間に定まらず、左右の広がりも感じられず、スピーカーからただ単に音が鳴っているだけのシステムとなっておりました。 そこで、到着した「和心・黒檀」をセッティングし、音だししましたところ、音像が定位し、音が広がりまして… いいですね、この感じ。綺麗に滑らかに音楽を奏でております。 御社のルームチューニングパネルのおかげで、クラシック、ジャズ、ロックを楽しんでおります。 本当にどうもありがとうございました。 まずは御礼方々ご連絡まで |