スカラホールでルームチューニング

吸音スカラホール/拡散スカラホール

Ｓｃａｌａｒ とは、
大きさだけを持ち、回転などの方向情報を持たない物理量

Holeとは、
光までも吸い込まれてしまう、ブラック・ホールをイメージしたものです。

布の体積が低音を包み込んで吸収することから名付けた商品名です。
コンサート・ホール（Hall)に似ていますがスペルが違います。

製品サイズ
850mm × 1300mm × 200（膨らみ）mm

標準取り付け寸法
850mm × 1250mm が標準ですが、1300～1100mm 程度でお使い下さい。

使い方

スカラホールは吸音体です、天井が平面で反射性（板貼りなど）のとき、天井と床の間で
発生するフラッターエコーを止める効果があり、音の解像度が向上します。
吸音体ですから少量をピンポイントで使って下さい。ライブ感を損なわずに解像度をアップします。

左右のスピーカーの手前にそれぞれ1枚が標準配置です。

天井への取り付け
ピンの長い画鋲で固定するか、端部のリングに細い紐を通して梁などに縛って下さい。
ストーブの上などには取り付けないで下さい、落下すると火災になります。

吸音スカラホールあり

ＴＡＮＮＯＹモニターゴールドからピンクノイズを再生
マイクロフォンをスピーカー軸上から外して測定

マイクロフォン： Bruel &Kjar Type 4191
マイクロフォン・プリアンプ： Bruel &Kjar Type 2669
マイクロフォン・サプライ： Bruel &Kjar Type 5935
データー解析：ＡｕｄｉｏＰｒｅｃｉｓｉｏｎ-ＳｙｓｔｅｍＯｎｅ／MLS-mode

スカラホーなし

吸音スカラホールありと無しの違いは、周波数特性のディップに現われています。吸音スカラホールが無いと起伏の谷が深くなります。

吸音スカラホールあり

YAMAHA　１０Mを部屋のコーナーに裏向き（スピーカー壁方向）に置き、ピンクノイズを再生
スピーカー裏向きなので高音域ダラ下がり。

マイクロフォン： Bruel &Kjar Type 4191
マイクロフォン・プリアンプ： Bruel &Kjar Type 2669
マイクロフォン・サプライ： Bruel &Kjar Type 5935
データー解析：ＡｕｄｉｏＰｒｅｃｉｓｉｏｎ-ＳｙｓｔｅｍＯｎｅ／MLS-mode

スカラホーなし

２０Ｈｚ～２００００Ｈｚを２Ｈｚ毎に分割してＦＦＴ分析した周波数特性、細長い起伏は部屋の特性によるものです。

吸音スカラホールありと無しの違いは、周波数特性のディップに現われています。吸音スカラホールが無いと起伏の谷が深くなります。

吸音スカラホール色見本

手織り風でザックリした質感のやや厚地の布です。
折柄と染色は季節と流行により廃止や追加が頻繁なため
逐次見本の入れ替えを行いますが、突然の廃止のときはご容赦下さい。

ＣＲＴの発色で色ズレを生じます、布地色はおおよその目安にして下さい。

Color No.2（600g）	Color No.4（600g）

Color No.7（600g）	Color No.8（600g）

拡散スカラホール色見本

裏地に色が付いています。表はステンレスでコートされており無彩色のシルバーです。
ライトにかぶせるなど光が透過すると発色します。
天井のように光が弱いい環境では、シルバー～ブラック・シルバーに見えます。

Color No.10　　　300g 販売終了

Color No.11　　　300g

Color No.12　　　300g

天井への取り付け方法

製品サイズ
850mm × 1300mm × 200（膨らみ）mm

標準取り付け寸法、取り付け位置
850mm × 1250mm が標準ですが、1250～1100mm 程度でお使い下さい。

リスニングポイントの左右天井に各一枚（頭上が境目）

ピンの長い画鋲で固定します。
画鋲が効かない天井のために、端部とセンター裏側に紐を付けるためのフックも付いています。
石油ストーブの上などには取り付けないで下さい。落下すると火災になります。

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