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完成写真追加しました。美しさ満点の仕上がりです。 ![]() (2013年)10月14日の無償ルームチューニングでは、大変お世話になりました。 部屋は5.5帖を縦使いで使用し、すでに会話をしている時点でミッドバスがあるとの指摘、フラッターエコーは多少はあるが残響が短いため無視して良いとのことでした。 ![]() ![]() パネルなしとは比べものにならないくらい中高音が透明感にあふれ、モヤモヤして聞いていて疲れる中音がクリアになり、特にトライアングルやマラカスの高音楽器が鮮明に聞こえるようになりました。
去年のデモパネルをお借りした時の音が蘇りました。 サイドパネルをリスナー寄りに持ってくると、音楽に包まれる心地よさです。 しかし、低域に関してはボワボワ締まらない音で、まだ長時間聴くには疲れてしまう感じです。
そこで突っ張り棒作戦として、天井〜床を2本、壁を1本突っ張り聴きなおしてみると、多少ではあるが低域の引き締まり感を得ました。 <SV1800sp、SV1200ct、SV900サイドパネル、天井〜床の突っ張り棒> その後、村田さんにバッソを設置してもらいましたが、これにも驚きです。 空中に浮遊?している感の低域が床に密着し、床が響いています。 ただそれだけのことですが、空中で低域から中域が離れたようで、特に中域〜高域の音がより鮮明になった感じがします。 ここまで来るとこれで満足すると思いきや、先ほどの低域のボワボワ感がより目立ち、気になって仕方ありません。 そこで、完成して間もないという ![]() とても重いです。 1人では運べません。 ![]() リスニングポジションのリア側に置いて聴いてみます。 先ほどより、重低音に変わりボワボワ感が引き締まった感覚です。 それでも多少のボワボワ感が残っており、さらにもう1枚入れれば改善されるとのことでした。 しかし、重く大きく価格もそれなり(他社のチューニング製品より安価であるのは知ってます。)なので改善策である、天井、壁、床の補強をしてみることにしました。 ![]() その前に、カーテンを取り外して窓枠を木材で埋め込んでしまおうと考え、村田さんからアドバイスを頂きながら作ってみました。 窓枠を1枚の板にしてしまうと振動して改悪になるので、短冊状にしたものを並べて振動面積を少なくすること。 そして、両壁に3度又は片壁に6度の傾斜をつけるのが理想のようですが、日曜大工ではそこまでのスキルがないため、平面にしました。 完成したのが下記の物ですが、ルームチューンに対して吉となれば良いなと思います。見た目はそこまで悪くないので、インテリアとしては成功と言っていいと思いますが。 <窓パネルの製作設置>
![]() 天井強度を上げるために、屋根裏点検口を取り付けて、天井裏〜2F床下に耐震用つっぱり棒を19か所設置しました。 天井の殆どの部分を突っ張ったため、ブカブカ感は無くなりました。 見た目も点検口のみ、縁も壁紙と同じ白なので目立ちません。
![]() 今度は床下にもぐり、鋼製束を12本追加しました。 元々、大引に6か所のみだったので、フローリングを叩くとボワンボワンと太鼓のようでした。 しかし、これでも完全に振動を止めるには至らず、ボワンボワンからボンボンと多少の振動が減少したくらいです。
今回はルームチューニングで使用したSP、CT、サイド、バッソ、定在波パネルを注文させていただきました。 2年前にこのパネルの存在を知り、昨年デモパネルで自分なりに設置しある程度の効果を実感し、今回さらに村田さんにセッティング&低域の対策のアドバイスをして頂きまして念願のパネル導入となりました。 ![]() ![]() 関東ルームチューンのときにお尋ねしてみたい美しさ満点の仕上がりですね。 <正面> <正面上部> <後方> <後方> 定在波パネルに蝶番でSV1500を連結してあるので後ろの納戸も健在です。 <左壁面> <床下> 構造用合板を当てて突き上げている。これは制振性が期待できそう。 ![]() <天井> |