近くなのでついつい油断してカメラを忘れたり、メモリーを入れずに写真を撮ったりなどミスが続いて、ご訪問3回目にしてやっと写真が撮れました。
最初のご訪問では、スピーカーに夾まれたセンターにオーディオラックがあり、左のスピーカーとラックの隙間、右のスピーカーとラックの隙間にSV1200ctを設置した結果、パネル無しと比べればボーカルや楽器の佇まいの表現力が格段に向上したのですが、アンプからの反射音が邪魔をして、やや浅めの奥行きとなって若干不満有りでした。
ご訪問3回目にして上記写真のようにラックが左サイドに移され、センターパネルが最適位置に納まった結果、ホーンならではのダイナミックで生々しい音に奥行きのある佇まいが加わり、音楽の表現力が格段に向上しました。
ホーン系のシステムはドーム系に比べて音の直進性が高いため、スピーカーの背後に回り込む残響音が少な過ぎてサウンドステージの情景表現が不得手というウイークポイントがあります。
つまりSVパネルの効果が出ずらく、水平拡散パネルが多数必要になることが多いのですが、この部屋は別格でした。質量のあるログ材からの反射音がSVパネルの効果を増強するように働いたのでしょう、標準量のSVパネルで完成度の高い音場になりました。
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