最初に頂いたお問い合わせ

○部屋
・2F建ての2F(ツーバイフォー住宅)
・12畳の洋室、一辺が4m側にスピーカーを設置。

○システム
・SP:タンノイランカスター(モニターG)+ST200
・CA:マランツ#7
・PA:KR社(チェコ)300Bシングル
   :マッキンMC240
   :オンキョー506
・PL:トーレンス124U
・CR:オルトフォンSPU−A
   :EMT、TSD15他
・CD:ソニー777ESD

○ソフト
・ほとんどアナログです。
・クラシック60%、ジャズ20%、ボーカル20%位いです。

改善したい方向性。
・コンサートホールの一番前の席で聴いているような、パワーを出す方向で
はっきりさせたいです。
・楽器の音色や質感を大事にしたい。等です。

○ステレオ11月号の記事を拝見しました。LVパネルに興味fがあります。

訪問チューニング


センター右側の隙間にLV400を置いた。フロント左寄りのレコードラックの反射で、低音の音像定位が崩れているのを補正するためのもの。LV400が無い状態では正面右寄りに低音の中抜けが発生し楽器の佇まいが不自然に曲がっていた。LV400の設置で楽器個々の佇まいのピントが合うようになった。写真には写っていないが、右面のオーディオラックの反射を補正するために、対向面の左側にLV1200が設置されている。


スピーカーパネルに背の高いものを使うと、ホールの余韻が上空に流れ天井の限界が取り払われる。視覚的な美観からフロントのパネルを上げられない場合、リスナー上〜後方に拡散スカラホールを設置すると同様の効果が得られる。但しフロントのパネルで楽器の存在感を高めてからでないと、拡散スカラホールによりフロントの定位がぼける可能性がある。メジャーで測ってスピーカーまたは部屋を基準にした平衡を常に保つ必要がある。10mm 程度の前後移動で音像がどんどん変化するのでカット&トライで最適位置を探し出すことが必要。
センターパネルに背の高いものを使うと、楽器の定位がせり上がることがある。特に床がカーペットの場合、顕著な症状が現れる。




LVパネル納品完了











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