内壁に遮音壁を作る
 21mmTBZ、9.5mmTSH取り付けてインナールームの遮音壁完了(躯体の遮音工事と同じ要領なので途中経過は省略)。

いよいよ音質調整
 プラスター(石膏)ボードのままでは音楽が弾まない、針葉樹コンパネで部屋の響きを明るく楽しい音に整える。予算が許せばバーチ合板を使いたいところ。

天井にグラスウール(24k)を入れ、21mmTBZ、9.5mmTSHで遮音

天井にバーチ合板を貼って(21mmTBZ、9.5mmTSH、6mmバーチ合板)、残り調音のみ

Gallery(ギャラリー)パネルの覆いが付かないところは木目を生かして白色塗装

 残響時間を最適値に追い込むのが難しくなるが、オーナーのたってのご希望でフロント壁面が書棚になった。棚とSPの間にStainVeil(ステンベール)パネルが入るので、被害の最も少ない設置場所がフロントであろうと予測した結果である。

 太鼓張りの棚板で全てが同じサイズなので振動による不具合が中・低音域に出るはずであり、本がないと沢山あるマスの中で同じ音域のフラッターエコーが発生する。本を沢山並べて、振動、フラッターを極力軽減する必要がある。




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