切妻天井では上下のフラッターエコーが部屋の中心線に沿って発生する。平面天井に比べればその総量は少ないのだが、リスニングエリアを直撃するため、とても耳に付く。吸音スカラホールで殆んど消える。
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総杉板貼りで天井に傾きがある以外、すべて平行壁である。板張りであるから、さぞフラッターがきつかろうと想像したが思った程ではなかった。
オーナー曰く「部屋が完成した当初はもっとフラッターが多かった、月日と共に減少した」とのこと
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何故だろうと眺め回して見ると、杉板に反りが出ている。部屋にもエージングが必要と言う御仁がいるようだが、はじめから壁を傾けておけば完成と同時にエージング完了である。
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